エアコン掃除のタイミングと頻度~5つのサインとお手入れ方法~

みなさんこんにちは!福岡空調清掃です。
今年の福岡市は、例年よりも約20日早く梅雨が明け、夏の訪れを早くも感じる日々が続いています。
真夏日も観測され、すでにエアコンをフル稼働させているご家庭も多いのではないでしょうか。
そんな中、久しぶりにエアコンのスイッチを入れてみると…
「あれ?変なニオイがする」「こんな音してたっけ?」「そういえば最近エアコン掃除してないなぁ」
など、ふと気になることはありませんか?
もしかしたらそれはエアコンクリーニングのタイミングなのかもしれません。
エアコンが汚れたまま放置していると、快適に過ごせないだけでなく、運転効率が落ちて余計に電気代がかかったり、汚れなどが原因で故障したりと、家計が思わぬダメージをうけることがあるかもしれません。
この記事では、エアコン掃除の頻度の目安や症状によるサインをいくつかご紹介します。
また、エアコン掃除の頻度や自宅でできるお手入れ方法などもご紹介します。
綺麗なエアコンで今年も暑い夏を乗り切りましょう!
1.エアコンクリーニングの頻度と目安

「エアコンの掃除って何年おきに頼んだらいいの?」
「見た目の綺麗だし、まだ掃除は頼まなくていいかも」
毎年、夏が近づくにつれてネットやテレビではエアコンクリーニングの広告がよく流れ始めますが、実際どのくらいの頻度でエアコンの掃除を業者に依頼したらいいのでしょうか。
結論。エアコンクリーニングの目安は年に1回です。
「えっ、毎年も必要なの?」と驚かれるかもしれませんが、人が多く集まるリビングなどに設置されているエアコンは、使用頻度が高いためホコリや汚れなどが溜まりやすく、放っておくと運転効率が下がったり、ニオイの原因になることもあります。
また、使用環境によっては年に1回の掃除では足りないこともあります。
以下のようなケースでは年に2回程度、掃除を依頼することをおススメします。
- 室内でペットを飼っている
- キッチンの近くにエアコンを設置している
- 家族に喫煙者がいる
- 家族に乳幼児やアレルギー体質の人がいる
ペットの毛や料理中に発生する油煙を吸うことで、エアコン内部が汚れることがあります。また、ペット特有のニオイやタバコの煙を吸い込むことで、吐き出される風の質が低下することもあります。乳幼児はアレルギー体質の方は他の人に比べて、空気に含まれる菌やウィルスに敏感に反応してしまうこともあります。
2.今すぐ掃除すべき5つのサイン

「エアコンのスイッチを入れるたび、なんとなく臭う。」
「効きが悪いような気がする。」
「吹き出し口に黒い斑点が見える。」
など、”なんとなく”気になる症状はありませんか?
もしかするとその“なんとなく”がエアコン清掃のサインかもしれません。
日常で感じるエアコンクリーニングを検討するべき5つのサインを紹介します。
風がカビ臭い・ホコリっぽい
スイッチを入れて瞬間「もわ~っ」とイヤなニオイがする。
出てくる風がホコリっぽい。
などエアコンから出る風が気になるときは、エアコン掃除のサインです。
エアコンのイヤなニオイの主な原因は、ホコリや汚れから発生するカビです。
エアコンは室内の空気を取り込んで温度を調節し再び室内へ放出しているため、同時にチリやホコリも吸い込み、徐々に内部に汚れが溜まっていきます。また、空気を冷やす過程でエアコン内部では結露が発生します。これらの溜まったホコリや汚れ、湿気が長時間放置されることでカビが発生し、エアコンの臭いの原因になってしまいます。
エアコンの効きが悪い
設定温度をいくら下げても、部屋が冷えない。
風量を上げても風が強くならない。
など、一見「故障かな?」と思う症状が見られた時も、エアコン掃除のサインかもしれません。
エアコンが空気と一緒に取り込んだ汚れやホコリが熱交換器に溜まると、効率よく空気を冷やすことができません。また、吹き出し口やフィルターに汚れなどが溜まることで、風を送る妨げになることがあります。
運転効率が悪いまま使用し続けると、余分な電気代がかかることもあり、故障の原因にもなりかねません。また、故障したと勘違いして無駄に修理代を払うことになったり、まだ使えるのに買い替えたりすることになるかもしれません。
吹き出し口やルーバーに黒い点が見える
エアコンの吹き出し口に黒い小さな点が見えている場合、カビの可能性が高いです。
見た目にも不衛生ですが、ニオイの原因や健康被害を引き起こすこともあります。また、吹き出し口やルーバーにカビが生えているとエアコン内部で繁殖している可能性が高いです。
運転音が大きい・異音がする
「キュルキュルキュル」
「サー、サー!」
今まで聞いたことのない音がすることはありませんか?
音によっては特に問題がないこともありますが、フィルターの汚れや目詰まりが原因で異音がする場合もあります。放っておくと音がでかくなり、ストレスや不眠の原因にもなることがあります。
買い替えや最後の掃除から1年以上経過している
「昨年買い替えたばかりだから」「見た目が綺麗だから」
とそのまま使い続けていませんか?
見た目は綺麗でも、1年使用するだけでエアコン内部はかなり汚れます。
また、自動洗浄機能付きのエアコンでも、機械では取り切れない汚れが溜まっていることあります。
3.自分でできる!エアコンのお手入れ方法

エアコンは構造が複雑で内部の掃除は専門の業者に依頼しないと掃除できませんが、フィルターやエアコンの表面など、手の届く範囲であればご自身での掃除も可能です。
気になる症状が見られた時も、ご自身でフィルターやエアコンの表面を掃除するだけでもかなりエアコンの効きが良くなったと感じられることもあります。また、定期的にお手入れをすることで、常に快適にエアコンを使用することができます。
ここではフィルターやエアコンの吹き出し口など、ご家庭でも掃除可能な箇所をキレイにするための手順をご紹介します。
どれもご家庭にあるもので簡単に掃除できる方法なので、ぜひ試してみてください。
エアコンフィルターのお掃除
ご自身でエアコンを掃除する際、ほとんどの方がフィルターの掃除をすると思います。
恐らく皆さん綺麗に掃除をできていると思いますが、エアコンの仕組みとフィルターの特性を理解することでより効率的に、綺麗に掃除ができるかもしれません。
ご家庭にあるもので簡単に掃除できるので、復習も兼ねてぜひ試してみてください。
用意するもの
- キレイなタオル2枚
- 台所用の中性洗剤
- 古歯ブラシ
- 掃除機
電源を切って、コンセントを抜く。
作業中に誤って電源を入れてしまうと、思わぬ事故に繋がりかねません。作業する時はまず、電源をきりコンセントを抜きましょう。コンセントが無い場合はブレーカーを落としましょう。
前面パネルを開け、フィルターをつけたまま掃除機をかける
ほとんどのエアコンにはサイドに凹みがあるので、そこを掴んでゆっくりとパネルを開けます。
パネルを開けたあとすぐにフィルターを外そうとすると、その衝撃でホコリが落ちてしまい、床や周辺に置いている家具などを汚してしまいます。ホコリが舞い散ることを防ぐため、まずはフィルターをつけたままフィルターやその周辺のホコリを掃除機で吸い取ります。
フィルターを取り外し、表側を掃除機をかける
ある程度ホコリが吸い込めたら、フィルターを外します。無理に外そうとしてフィルターを破損させてしまわないように注意しましょう。
フィルターを外したら吸いきれなかったホコリを吸い取ります。ホコリは主に表側についているので、表側からそっと吸い取ってあげます。裏側から吸い取ろうとすると、ホコリがフィルターに目詰まりする可能性がありますので、注意が必要です。
裏側から水で洗い流す
掃除機では吸い取れなかったホコリを、お風呂場などでシャワーを使って水で洗い流します。今度は先程とは反対に、裏側からシャワーを当てましょう。表側から水圧がかかると目詰まりを起こす可能性があります。
水洗いで落ちきれない場合は、台所用の中性洗剤を水で薄め、古歯ブラシや柔らかいブラシを使って優しく汚れを落としてあげます。
陰干し、もしくは乾いたタオルでしっかりと水分を拭き取る
汚れが取れたら、フィルターを陰干ししましょう。または2枚の乾いたタオルで挟み込むようにして、「ポンポン」と優しく拭きます。
この時もフィルターが破れてしまわないように注意しましょう。
濡れたままのフィルターを取り付けて使用すると、エアコン内部に水分が侵入しカビ発生の原因になりますので、水分はしっかりと取り除いてあげましょう。
吹き出し口とルーバーのお掃除
用意するもの
キッチンペーパー
割り箸
輪ゴム
台所用の中性洗剤
電源を切って、コンセントを抜く。
フィルター掃除と同様作業時は電源を切って、コンセントを抜きます。
ルーバーを手で回す
機種によって変わりますが、電源を切るとルーバーが閉じるので手でルーバーを回して、吹き出し口を開きます。
軽く回しても開かない機種は故障の原因になりますので無理に開けないようにしましょう。
その場合はもう一度電源を入れ、ルーバーの位置を調整して電源を切ると、開いた状態で作業ができるかもしれないので試してみましょう。
お掃除棒を作る
吹き出し口についている、風向きを変えるはねの部分などの細かい箇所はお掃除棒が便利です。
作り方も簡単です。①キッチンペーパー(ティッシュ)を割りばしに巻く。②巻いた部分の根元部分を輪ゴムで止める。
エアコン掃除以外でもお部屋の掃除の際に使えるので、掃除をする際は作っておくと効率的に作業を進めることができます。
お掃除棒を使って吹き出し口の中を拭く
お掃除棒をお湯につけ固くしぼり、吹き出し口の中、ルーバーやその周辺を拭いていきます。奥のファンなど傷つけないように、無理に奥まで棒を突っ込まないように注意しましょう。
目の届かないエアコンの奥深くの汚れは、専門の業者に任せましょう。無理に掃除しようとすると故障の原因になることがあります。目の届く範囲を、しっかりと優しく掃除してあげましょう。
4.まとめ

お読みいただき、ありがとうございます。
普段からお部屋の掃除をしていても、なかなか手の届かないエアコンの掃除ですが、ご自宅にあるもので案外簡単にお手入れをすることができます。最低でも年に1回、専門の業者さんにエアコンクリーニングを依頼し、ご家庭でもできる範囲で掃除をすることで、毎日を快適に過ごすことができます。
エアコン作動中に少しでも違和感を感じたら、ご紹介した方法を試してみてください。それでも症状が治らない場合や壊しそうで心配な場合は、福岡市内にも丁寧に作業をしてくれる、実績のあるエアコンクリーニングの業者がたくさんありますので、エアコンの掃除を依頼しましょう。
快適な住空間で、暑い夏を快適に過ごしましょう!!
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